第3回親キャリ勉強会に参加してきました

1回は、『わたしらしい、強み』について、

2回では、『わたしだけのものではない、キャリア』について

それぞれ、自分のこれまでの生き方、プロセスを

より客観的に、そして構造的に振り返りました。

 

心理学、社会学習的アプローチにより

自分の通ってきた道を捉える内容だったので

自分の中でもんもんとするだけではなく、

そのもんもんとすること自体も肯定的に捉えることができるんですよね。

2回目ではさらに、パートナーの存在、つながりを考えることが

プラスされて、さらに家族で幸せになるための

気づきのある学習でした。(個人的な感想ですいません・・・^^;

 

んで、第3回ということで

「次は何するのかな?この流れだと次代に触れるような段階?

発達論的な話になるのかなぁ・・・?」と

勝手に想像を膨らませていたんですが、

まさにその通り!

3回は、『わたしたちの、季節』について、でした。

 

長い人生を季節として捉えたり、(「ユングの人生の正午」)

各世代での発達課題、それをひとつひとつ乗り越えることで

人は「よりよく生きる力」を獲得し、成長する(「エリクソンのモデル」)

 

「成人期の発達課題」の話の中で、

特に女性に関しては

「自分は何者であり、何がしたいのか?」と

自分らしさを追求したり、確立する前に、

周りの課題を優先してこなしてしまうことで、

「期待される女性的な役割」を受け入れてしまって、

「自分らしさ」については後回しになる、

また、他社から受け入れられて初めて「自分らしさ」を確立する、

という話がありました。

 

人は男性的、女性的な要素の両方を持ち合わせる

「心理的両性具有性」

の紹介がありましたが、

まさにそのように役割を果たすことのできる人に

なりたいなと思う一方、

 

もし、子どもを産んでなかったら・・・

もし、両親が健康で、近くに住んでいたら・・・

会社に期待される「男性的な役割」をずっとこなすことができて、

昇進するはずだった・・・?

かつ家庭においても「より女性的な役割」をこなすことができる・・・?

 

ノンイベントなことではあるんですが、それも自分次第というか・・・

このような転機のきっかけを全てチャンスとして私は捉えたいんですよね。

前述した「女性特有のアイデンティティの確立」に関しても然り。

だって男性はうらやましいと思ってもなかなか出来ない話だと思う・・・

.

今回の勉強会の所感として、

 

 

のようなツイートをしています。

 

男性、女性的で生物学的な違いはあれど、

生き方に関しては、双方の役割をどれだけ上手に取り入れ、

自分なりのやり方を見出すかによるんでしょうか。

それは、やはり「私らしいって何だろう?」「自分は何がしたいのか?」

を追求した先にあるように思います。

 

女性として生まれて、子どもに恵まれるという機会を得て、

さらに限りある世界、環境の中でどれだけこの与えられたチャンスを

自分で消化し、成長の糧とすることができるか。

そこでは、じっくりと時間をかけて試行錯誤をすることが

良しとされていると思います。

時間をかけて、いろんな方と出会い、人となりから、その人の人生観に触れる。

自分自身との違いを認識し、多様性を認めて、深く知る機会を得る。

尊重して、生きる力をもらう。

 

何でもない日常に感謝し、パートナーの価値観を認め、素直に前向きになる力を

毎回この勉強会でもらっています。

 

主催していただいている

かぶりえさんには、ほんと感謝!×100(足りなさそう)

 

そして、次回は年末ということで・・・忘年会という要素もあり、

テンション上がってます!(笑)

私は、キャリアに関する学術知識はないんですが、

誰が参加しても、導入から入りやすく、すっと内容を理解できるように

勉強会の設計に関してお手伝いさせていただければと思っています^^

第1回親キャリ勉強会に参加しました

勉強会参加から、ずいぶん時間が開いてしまいました・・・反省。

先日の3月25日に
かぶりえさん(kabu_rie)主催
「親になったわたしたちのためのキャリア勉強会」に参加してきました。

かぶりえさんは人事組織系コンサルタントをされていて、
今回のキャリア勉強会はなんとボランティア企画!

この勉強会は親になっても自分らしさを感じながら
よりよい仕事がしたいと思う人に向けの勉強会で、
年末まで全4回企画されています。
最後は忘年会ということで、モチベーションも上がります(笑)

子供が生まれてからは、「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」と
家事育児に追われ、また仕事においては「とにかく今の業務をこなす」ことを中心に、
ただ責任感のみが自分を突き動かしている状態。

前向きに今後のキャリアについて意識することはあっても、
「理想と現実」みたいに捉えてしまって、もう思ってしまっている時点で
あきらめの気持ちの比重が大きくて、
やらない理由はポンポン頭に浮かんでしまう。

自分が今のキャリアで「幸せだなぁ」と感じているかと聞かれたら、
正直、幸せだと答える自信はありません。
「 妥協 している?」
認めたくはないけどそうなんだろうなと思います。

今回の勉強会は、そんな自分に対して
「今の自分でいいんだ、まずは自分を認めてあげよう!」
そんな気持ちにさせてくれる、本当に優しい会でした。


勉強会で特に印象に残ったものをいくつかご紹介させていただきます。

「ホランド理論」***
http://e-teamwork.info/career/2009/01/post_31.html

これは適職診断の1つとして利用される理論なのだそうです。
これを理解する為に参加メンバーでゲームしました。

設問)「あなたは学生です。これから体育祭の係を決めます。
第一希望と第ニ希望を選んでください」

R:大玉転がしの大玉づくり
I:在校生の身体能力データを分析し、競技を考える
A:ポスターと会場装飾のデザインと制作
S:当日の来賓のもてなしとそのための事前準備
E:体育祭のコンセプトづくりとスポンサー集め
C:備品やお金の管理、タイムテープル作成など事務管理全般

それぞれ、第一、第二希望を選んで班に分かれるゲームです。

第一希望は、夢中になれる仕事を選びました。
で、Iを選択。
うん、今の仕事内容に近い仕事を選択しました。

第二希望は、現状私にとって難しく感じる、
自分に欠けているから補う為にチャレンジしたいと思う仕事を選びました。
で、Eを選択。
Eの仕事も今の所属部署の業務のひとつなんですが、
常にこの業務をやっていないので、いざ遂行する時期になると、
ちょっと戸惑ってしまう・・・。


結果)
I…「研究的」(Investigative)
分析したり、論理を組み立てることが好き。
好奇心が強く学究肌で自律的。

E…「企業的」(Enterprising)
他人を導いたり、他人に影響を与えることが好き。
野心的、外向的。精力的で自信家。

おおぉ。そうだね、確かにそうだよね!と納得しました。
そして、この結果を聞いてハッと思い出したのですが、
新卒、転職の際にこういう系のアセスメントを受けた時、
興味のある仕事内容はそのときと同じでした。
やりたい仕事って、私の場合は昔と今とあまり変わらないみたい。
そして今は好きな仕事をさせてもらえているってことだなぁと改めて気づきました。
あと、苦手な仕事は今の自分の課題としている業務で、
結果もその通りだったので、身の引き締まる思い?!でした・・・。

苦手な業務のキャリアクラスタ
『管理的ビジネス:「ひと」と「データ」にかかわる分野、
例えばマーケティング・販売、経営管理・企画などにかかわる職種』とあります。
やっぱり課題として捉えることは間違いではないみたいでした(笑)

このような自己分析は定期的に実施すべきですね。
転職等の機会がないとしないかも。
自分のキャリアの立ち位置が楽しく分かるゲームでした。


そして、印象に残ったものをもう一つご紹介します。

「ライフロール」***
http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai/career02/career02.html

キャリアは「人生のある年齢や場面のさまざまな役割の組み合わせ」であるとし、
人は以下の8つの役割を職場、家庭、地域、学校などを舞台として演じているという考え方です。

子ども:親との関係における自分、親に対して注がれる時間のことを意味します。
小さいころは、子どもとしての役割がほとんどです。
学生:学ぶという立場にいるのが学生。小・中・高、大学はもちろん、
働きながら夜社会人大学院などに行く人もまた学生の役割も兼ねています。
職業人:文字どおり、仕事をやるという立場。
アルバイトなども立派な職業人としての役割です。
配偶者:夫、妻の役割。法律上の夫婦でなくても、
共に生活を送るパートナーとしての役割です。
家庭人:親元を離れてから始まる役割。家事全般をやる役割で、
多くは女性が主婦と呼ばれて担当しますが、男性がやることが多い日曜大工的なことも、
家庭人としての仕事です。
親:子どもを持ったときから始まる役割です。
余暇を楽しむ人:文字どおり、趣味やスポーツなど、好きなことをして楽しむ立場、
それに費やす時間のことです。
市民:スーパーは、市民を無給のボランティアを行う役割としています。
社会を構成する一員として、社会に貢献をするということです。

私たちは上記8つの役割をこれまでの人生の各ステージにおいて、
いくつか平行してこなしてきているわけですが、
今だと、何を重視してどれだけの時間を費やしているか、
何に対しての時間が不足しているか等を見直す機会を頂きました。

私は家庭人の割合が多く、希望としては学生の割合を増やしたいなというところでした。
5年後、10年後を考えると仕事はこれ以上増やしたくないなぁ。
でも、仕事も決まった時間しかしていないので、
じゃあ、調整可能なところとして、
家庭人の時間を短縮する為に周り(旦那や有料サービス等)へのアプローチが必要ですね。

5年後は市民の部分も増やしたいなと思います。
今はほんと近所、保育園関連しか参加できず・・・。
余暇は20年後とかでいいかなと思います。
(と、この時間がすでに自分の中で余暇かも、笑。)

このようにワークライフバランスについては、今そこにある課題であって
考える機会も必然的に多いですが、
これも今の生活スタイルに慣れちゃうと、見直ししなさそう(汗)

定期的に夫婦で見直したいですね。半年に1回とかのタイミングが理想だなぁ。
どうだろう???


以上、印象に残った内容上位2つをご紹介させていただきました。
でもあと、一つ書きたい・・・。それは次回に残しておきます。

今回参加させていただき、
これまでなんとなく自分の頭の中でしか考えなかったことについて、
立場を同じくする皆さんと一緒に考え、気づきを共有できたことは
何事にも換え難い自分にとってのエールになりました。

二人のお子さんの育児をこなしながら
この会を準備、開催してくださったかぶりえさん、尊敬します・・・
本当にありがとうございました。

次回も是非参加させてください。また受付させていただきます!

HUG Tokyo 2012 に参加して

「はてな」との出会いと「HUG」というイベント***

先日、「HUG Tokyo」というイベントに参加してきました。

HUGって、Hatena Users Groupの略です。

ハチクロのはぐちゃんのことではないです。

このイベント、名前のとおりに解釈すると、はてなーの方の集まりです。

この開催告知を目にした時、

「はてなーにはそんなのがあるんだね。いいねぇ。。」とヒトゴトのように思っていたら、

私のように、はてなをやってないネット初心者も大歓迎!とのこと。

あれ?なんだかこのド素人が呼ばれている?・・・いやちがうよね?

ん?どうだろう・・・あぁあぁ(悩んでる)

って、そんな風に考えるようになったらもう参加するしかない。

と、飛び込んだ経緯はこんな感じでした。

 

例えるならば、

DQⅢのギアガの大穴に飛び込んだ勇者のような心境です。

(心境だけ、勇者ということにしておいてください)

飛び込んだ先の世界に住むモンスターはてな民族のレベルが高すぎて、

勇者死なせちゃったらどうしようって・・・

RPG慎重派の方、そう思ったりしませんか?

 

あと、私にとって「はてな村」=「アレフガルド」なんですね。

 

アレフガルド」=DQⅢで魔王バラモスを倒した後、

ギアガの大穴から飛び込んだ先の世界。のちのDQⅠの世界。)

なぜそう例えるのかというと、私が初めて出逢ったWeb日記は「はてなダイアリー」だからです。

お気に入りのお方の日記を読む専門で、更新されるたびに「ふふふ」「あはは」「結婚したい」

とか、夜な夜な一人楽しんでいました。

(この時すでに社会人でしたが確実に青春してました)

 

 

 

と、すいません、話戻します。

 

以下は概要と感想です。

概要については尊敬する はてな仙人 の方々が書かれていると思うので

感想メインとさせて下さい。

 

前半ははてなの社長である近藤さんの講演があり、

最近のインターネット事情を

誰でも見ることの出来る「オープン」インターネットと

登録しないと見ることの出来ない「クローズド」インターネットの

2層構造になっているとのお話で、はてなはオープンインターネットに注力していくんだそう。

 

はてなーの方でオープンインターネットでの活動を通じて夢をかなえた方の紹介もありました。

そうした方たちの軌跡を拝見させて頂くと、

やはりオープンインターネットの魅力を感じました。

 

オープンインターネットと私***

私も別ブログで完全自己満の育児日記をつけていますが、

もともとはmixiで日記を少し書いてました。

でも続かないんですね。

書き続けるモチベーションが低いのってどうしてだろうって考えたときに、

そもそも自分の日記なんだからそれほど多くの人から見られなくてもいいはずなのに、

いつの間にか見られることを期待するようになり、

その反応(見られているのかどうか)が分からず、

「あぁ、どうせ自分の日記なんて見てくれる人なんていないんだし、続けても続けなくてもいっかなぁ。」

と思うようになり、続かなかったということがありました。

そりゃmixiという閲覧のフィルターを自らかけてしまっていたから母数が少なくなってるし、当然。

でも最初クローズドを選択した理由というのもちゃんとあって、

クローズド(同様なクラスタに属する)による安心感から、

日記を自分以外の誰かに公開することをスタートさせることができたのです。

でもいったん公開することに慣れてしまうと、欲のレベルも上がるんですね。

そこで自分のブログへの反応が知りたくなって、オープンなブログを始めることにしました。

なので私にとってクローズド→オープンという流れは妥当だったのだと思います。

オープンインターネットで発信して、コメントもらうことで、見られることをより意識するようになりました。

訪問してくれた人にとって有益な情報ってなんだろうってこともちょっとだけ考えながら書いたり。

(主に育児休暇中。・・・汗。)

ワーキングマザーのクラスタを知ったのもブログだし、

復職前までに家事時短術を知りえたのも

ブログで知り合ったワーママ先輩ブロガーさんおかげです。

 

オープンインターネットがあったからこそ、今の自分と生活があることを実感してきたこの2年間。

大事なそのことを再確認させてくれたイベントでした。。

 

スタッフの皆様、そして、尊敬するはてなーの方々、

こんな初心者を温かく迎えてくださり有難うございました。

 

次回は2つめのこのブログをどう活用するかについて書こうかなと思います。

 

えー、ぼちぼち書きます。